MUSICAL MOVIES Best 5  

      ミュージカル好きの私が選ぶミュージカル映画 best 5を音楽と一緒に紹介します

オペラ座の怪人 THE PHANTOM OF THE OPERA

全世界を魅了し続けるミュージカルの映画バージョン!

 

フランスの作家ガストン・ルルーの原作を元にオペラ座の地下深くに棲むファントムと歌姫クリスティーナの悲恋を描いた「オペラ座の怪人」は、1986年にロンドンでミュージカルとして初演されて以降、ブロードウェイをはじめ世界30ヶ国以上で上演され続けているロングランミュージカルです。

日本でも劇団四季が現在も尚、上演中。

現代のモーツアルトと称されるアンドリュー・ロイド=ウェバーのメロディは優美で切なく、時に激しくミュージカルをより引き立てます。つまり、この作品は、その素晴らしいミュージカルの映画版というワケです。

 

ミュージカルを見に行く場合、出来ればStoryと音楽は知って観劇するのがベストです。

その方が、ミュージカルをより深く楽しむことができます。もしも劇団四季を見に行く機会があるのなら、この映画で予習して行って欲しいです。

「オペラ座の怪人」は、8割が歌で構成されています。セリフはほとんどありません。

また、同じ曲を人物を変えて、歌詞を変えて何度も歌い上げられます。それがミュージカルの特徴です。

映画では、ジェラルド・バトラーがセクシーで怪しい魅力的な怪人を、可憐で美しいイメージ通りのクリスティーヌをエミー・ロッサムが演じています。ミュージカル映画として素晴らしいです。

 

下記のyoutubeは有名な「オペラ座の怪人」の曲です

 

レ・ミゼラブル LES MISERABLES 

ミュージカルの王道!素晴らしい音楽と歌声に酔う1作!

 

ヴィクトル・ユーゴーの小説を元に1980年にミュージカルとして上演。改訂された1985年初演以降、世界43ヶ国で上演され、ロングランヒットを続けているミュージカルの映画化です。

過去、何度も映画になりましたが、2012年英国制作のこの映画を私はオススメします。

 

ミュージカル映画の多くは、事前録音した歌に合わせて口パクで演技するか、後録音が一般的ですが、本作は、芝居をしながら実際に歌う形で撮影されたそうです。そのため、臨場感は舞台のミュージカルを観ているよう。息づかいや、その時の感情まで伝わります。「民衆の歌」のシーンは、映画館で拍手をしそうになりました。

ミュージカルの魅力は音楽です!スーザン・ボイルさんがオーディション番組で歌ったことで知られた「夢やぶれて(I dreamed a dream)」は、アン・ハサウェイ演じるフォンティーヌが絶望の淵で歌い上げる歌です。このシーンは前半の感動ポイント!

また、後半にエポニーヌが愛するマリウスへの気持ちを歌い上げる「オン・マイ・オウン(On my own)」は最高に心に響きます。この映画では、ロンドンミュージカルでエポニーヌ役を果たしたサマンサ・バークスが同じエポニーヌを演じました。彼女は本当に素晴らしいです。

他にヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、ヘレナ・ボナム=カーターなどがキャスティングされていますが、彼らの歌声はミュージカル俳優とひけを取りません。

ミュージカルが苦手、観たことがないと言うひとには、知られたstoryに、シンプル話なので、入り口としては1番良いかも知れません。

 

下記のyoutubeは映画でアン・ハサウェイが歌い上げる「夢やぶれて」です。

 

マンマ・ミーア!  MAMMA MIA!

キャストと歌って踊る体感型ミュージカルの映画バージョン!

 

1999年ロンドンでミュージカルとして初演されて以降、世界10都市でロングランを続ける観客も歌って踊る体験型ミュージカルの筆頭です。

日本では2002年に劇団四季が上演し、現在も尚、ロングラン中。

そのミュージカルを映画化したのがこれです。ミュージカルの中で流れる音楽は全てABBAの楽曲。

 

ギリシャの小さな美しい島を舞台に、母と娘、そして母の元恋人たちが繰り広げる明るいミュージカルで、母親の思いや、娘の気持ち、元恋人の彼らとの思い出が聞き覚えのあるABBAの曲に乗せて展開されていきます。ダンスシーンもステキです。

この映画は、ミュージカルの構成で作られているので、映画を観てから、ミュージカルを見に行っても、楽しめること間違いありません!

このミュージカルの特徴は最後に、観客が総立ちで、ディスコのように歌い踊る部分にあります。映画版も、それを知っている客たちが、歌って踊る「マンマ・ミーア!」を開催していたこともあるほど。それなしで「マンマ・ミーア!」を語るなかれ!です。

映画でもラストにドナ&ザ・ダイナモスの3人が歌って踊ります。

ミュージカルは、楽しいもの、笑顔で気分転換して帰るもの!それを1番体感できる作品だと思います。

映画が気に入ったなら、ぜひミュージカルを見に行ってください!

 

下記のyoutubeはそのラストの「ダンシング・クイーン」です!

 

バーレスク BURLESQUE

クリスティーナ・アギレラの歌声とゴージャスなステージに魅了されよう!

 

この作品は舞台化されていない映画オリジナル作品です。

Storyはシンプル。歌手になる夢を追い、田舎から出てきたアリが、「バーレスク」と言う名のクラブでウェイトレスから、トップスターになると言う王道サクセス・ストーリーです。

見どころは、新旧の歌姫そろい踏みでしょう。「月の輝く夜に」で一躍有名になったシェールが、クラブ「バーレスク」のオーナーで、田舎から出てきた歌とダンスが大好きなアリを、クリスティーナ・アギレラが好演。あの小さくて細い身体のどこから、パワフルな歌声が出てくるのかと思うほど、アギレラの歌唱力は素晴らしいです。

ミュージカル舞台の映画化でなく、オリジナル作品なので、セリフも多く、「バーレスク」以外のシーンもありミュージカルを意識せずに楽しめる作品です。

恋があり、ライバルからのイジメがあり、悔しさをバネに自分の夢を実現させていくアリが、可愛くて、強くて、ピュアで応援したくなります。

 

youtubeは、映画からクリスティーナ・アギレラが歌い踊る「Show me how you Burlesque」

 

レント RENT

アメリカ発、現代を描く8人の群像劇ミュージカル

 

1996年、オフブロードウェイで初演。2ヶ月後にブロードウェイで上演され成功したアメリカ発のミュージカルです。

「レント」を書いたのはジョナサン・ラーソンですが、オフブロードウェイプレ公演の日、35才で急逝されました。そんな背景もあり、舞台バージョンのレントでは、カーテンコールの時に、ジョナサンへの感謝の言葉が映し出される伝統があるそうです。

本作は、その「レント」を映画にしたものですが、キャストのほとんどが、初演当時のオリジナルキャストで撮影されたことでも話題になりました。

 

Storyは、毎月の家賃(=レント)も払えない貧しい芸術家志望の青年とその仲間たちの生活を群像劇風に描いたものです。同性愛、HIV観戦、ドラッグなどが出てきます。

やはり、このミュージカルも音楽が魅力です。

何よりも、「コーラスライン」を思い出すような、冒頭8人が何もなしステージに立ち「シーズン・オブ・ラブ」を歌い上げるシーンは鳥肌ものです。

 

youtubeから「シーズン・オブ・ラブ」を観て下さい。

 

ランク外  シカゴ CHICAGO

ミュージカルにすると悲劇もコミカルに変身!

 

アメリカ発のミュージカルで、1975年にブロードウェイで公演され、以後何度も再演されているミュージカルの映画版です。

日本でも米倉涼子さんがブロードウェイで「シカゴ」に出演したことで、知られていると思います。

 

Storyは殺人絡みですが、ミュージカル仕立てにすると悲劇さえもコミカルになります。

ちょっと、ミュージカル初心者にはキツい展開なので、ラング外にしましたが、この映画の魅力は、ヴェルマを演じたキャサリン・ゼタ=ジョーンズの素晴らしいダンスと歌、そしてライバルのロキシー・ハートを演じたレネー・ゼルヴィガーのキュートでしょう。

女優魂を観るだけでも一見の価値があります。

 

シカゴの映画を代表する曲「All That Jazz」をyoutubeより