鷺沢 萠(さぎさわ めぐむ)

 

1968年東京生まれ

1987年「川べりの道」で第64回文學界新人賞受賞

2004年自殺にて他界(没35才)

 

「夢を見ずにおやすみ」 鷺沢萠 著

<あらすじ>

失くしかけた愛をやっと、見つけた。

どうしようもない心の隙間をそっと包んで埋める3つの愛の物語

自分より年下の愛人の世話を父親から頼まれた息子。

夫の元愛人に結婚相談を持ちかけられた妻。

共働きの多忙な日々にささくれ立つ心を危ういバランスで保つ若夫婦。

3つの愛のかたちを描いて、

どこかに忘れかけていた愛をふたたび見つけだしてくれる珠玉の恋愛短編集。

渇きを癒す優しさを探しているあなたに。

 

<感想>

同世代の鷺沢氏が、結婚していないのに結婚生活を描いていたり、

相手に期待したり、めんどうなことは避けたいと思って日々暮らしている

50代女性を書いたりしているのに、的を得ていて

素晴らしい洞察力だと感心した。

結局、他人になんと言われようと、自分自身が納得して生きるていくことが

1番大切なのかも。