狗飼 恭子 (いぬかい きょうこ)

「ロビンソン病」 狗飼恭子 著

<あらすじ>

婚活よりも恋愛。株価よりも男。好きな人の前で化粧を手抜きする女友達。日本女性の気を惹くためにヒビ割れた眼鏡をかける外国人。結婚したいと思わせるほど絶妙な温度でお風呂を入れるバンドマン。切実に恋を生きる人々の可愛くもおかしいドラマ。恋さえあれば生きていけるなんて幻想は、とっくに失くしたけれど、やっぱり恋に翻弄されたい30代独身恋愛小説家のエッセイ集。

 

<感想>

「Webマガジン幻冬舎」で掲載されたエッセイの単行本。

1つ1つのエッセイは些細な出来事や狗飼さんの感じた事で、それを1ページ半にまとめあげているところにセンスを感じる。

こう言う感じでBlogを書けたらなぁ@と思う私。

たとえば、いつも立ち寄るコンビニの店員さんの言葉使いとか、ある日の電車の風景とか、そういう何気ないことに狗飼さん風に言葉を紡ぎ出せたらなぁ・・・と。

エッセイの中では『赤と黒のカフェ』とか好き。友だちと待ち合わせ場所を決めた時、相手から「じゃあの黒いカフェで××時に!」と言われ、狗飼さんはそのカフェのイメージが「赤いカフェ」だった。そのカフェは、黒い壁に赤い窓枠が印象的建物らしい。見ている視点が違うととらえ方がとらえ方が違うと言う話だった。なるほど。

「恋愛の副作用」や「おかあさんのこと」なんか好きです。